2006年流氷探しの旅

3/6(月)・・・ウトロ→尾岱沼

 3)標津の景色

標津では尾岱沼行きのバスまで約2時間もの待ち合わせ時間があったのでその間の時間つぶしに海の見える場所を探しに出かけることにしたんですが、行けども行けども民家が切れず、結局延々と3〜4kmぐらい歩いてバス停「伊茶仁(いちゃに)」の辺りでようやく見晴らしの良い場所に出られました。ここからだと知床半島も国後島もよく見えます。あいにく知床半島側は雲が広がっていた為に山の上は白く霞んでましたが、空の青さのおかげでなんとなく絵になる景色にはなりました。もっとも、この時の深入りがアダになって16:40発のバスに乗り運れてしまうことに(これが土日祝日だったら終バスでした)。
  標津 16:40 → 17:00 尾岱沼 (阿寒バス)
  ・・・・・・・・の筈が・・・・・・・・
  標津 19:00 → 19:20 尾岱沼 (阿寒バス)

ぼんやりとした知床半島 国後島

 4)夕日に魅せられて(前編)

次のバスは19:00発なのでまたしても2時間以上の待ち合わせになってしまいました。そこで、今度は夕日の撮影で時間をつぶすことにしようと思い、少しでも見通しの良い場所を探す為に町中をかけずり回りました。標津は夕日の名所ってわけでもなかったんですが、それでもこの日は夕日がとてもキレイで、空の色も3年前に網走で見たような鮮やかな赤紫色をしていて、とにかく夢中でシャッターを切りまくりました。夕日が沈む前に少しでも広い所に出ようとして結局病院の駐車場から夕日を、その後はその前の広い通りから夕焼け空を撮影しました。町のシンボルでもある鮭を象った街灯もいい味出してます。ふと気が付くと「ここはドコ?」状態でしたが、夕日に向かって歩いたわけですから多分バスターミナルから西の方にいることだけは確かです(だから東に向かっていけば帰れる筈?)。

鮭の町、標津にて きれいな夕日です
ここドコなんだろ? 夕日が沈んだ後
空の色が、、、 赤から紫色に

この時、鈴電の目の前に1台のパトカーが止まり、車の中から二人のおまわりさんが現れました。
 鈴電    :「もしかして私通報されちゃいました?」
 おまわりさん:「はい、実はそうなんです」
ってことで、いきなりその場で職務質問が始まりました。( ̄Д ̄;)

 5)夕日に魅せられて(後編)

この時、身分を証明するものの提示を求められて社員証を、運転免許証や健康保険証のような正年月日を証明するものがあいにくと手元に無かったので代わりに航空チケットを提示しました(年齢は分かりますから)。デジカメで撮った画像の中身も見せてほしいと言われ、ウトロや標津で撮った風景の画像を見せることに。以前に来たことがあるのか?とか今回の旅行の日程と目的なども聞かれました。この時は日没後ってこともあって急激に気温が下がり始め、ついでに雪まで降ってきたのでおまわりさんの勧めで続きは交番でってことになり、鈴電は生まれて初めてパトカーに乗っちゃいました。

なんでこんなコトになったかっていうと単なるトバッチリらしく、以前にこの町で事件を起こしたヤツが(1)余所者(2)リュックを背負っていた(3)首からカメラをぶらさげていた、という特徴があり、たまたま鈴電がこれら3つに当てはまったから即通報ってことになったようです(年齢とか身体的特徴とか関係無しですか?)。最近は全国的に子供がらみの犯罪が多発しているってこともあり、町の人達もかなりピリピリしていたとのことで、おまわりさんが言うには"時期が悪かった"ってことになるんでしょうか。夕日を撮る為とはいえ病院の駐車場でカメラを構えたりしていたこっちにも落度があったのは認めざるを得ませんが。

疑いはすぐに晴れてその後は普通の世間話になりました。年輩の人はこの町の駐在さんで、若い方の人は以前に東京で暮らしていたこともあるとのこと。二人とも親しみの持てる気さくな人柄で、帰る頃には運悪く通報されてしまった鈴電に対して「お気の毒なことでしたが、これも旅の思い出だとでも思ってください。」などと変な慰め方をされてしまいました。当分の間忘れられそうもない強烈な思い出でしたけどね。


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