3,母艦との連携によるDOS化
前章ではモバだけによるDOS化について書きましたが、DOS化を行う際には母艦を使って行う方がはるかに手間が省けることだけは確かです。
以下に紹介するのは必要なファイルを母艦でDownload、解凍した後でモバにファイルを転送する方法についてです。
母艦がノートパソコンの場合のファイル転送で最も手軽なのがカード経由の方法です。
ここではカードの選び方も含めて解説してみたいと思います。
モバでDOSアプリを使う場合にはカード(フラッシュメモリー)が必需品と言えそうです。青モバのように本体メモリーが650kBしか無い場合にはなおさらです。
カードの容量の目安としては最低でも10MB、出来れば20MB以上は欲しいところでしょう。
この辺の根拠としては
- 単なるUNISHELLのバックアップ用であれば4〜6MBで十分。
- DOSの通信ソフトを使うとメールや会議室のログなどでたちまち数MBになってしまうので10MBでは不足。これはUNISHELLで使う場合にも同様ですが。
- ATOKのように辞書だけで数MBぐらいにもなるFEPを使う場合にも10MBでは不足しがち。
FEPがMGAIや刀であれば使えないこともない。
- 「光の辞典」のような辞書ソフトを使う場合には辞書だけで約12MBにもなる為、20MBでも不足気味になる。
になるのですが、いずれにしてもDOSであれこれと試していくうちにカードの容量は不足しがちになるものですから、自分の目的に対してなるべく余裕のあるものを購入することをお勧めします。
3-1-1,モバで使えるカード
基本的にはSRAMカードと呼ばれるもの以外は使える筈です。
MC-K1は基本的に通信中のカード使用は不可、MC-MK11/12以降の機種では3.3V品であれば通信中でもカードにデータを落とすことが出来るようになっています。
ただし、DOS利用では3.3V品、5V品のどちらも使えます。
私の持っているカードでいうと
EPSON ・・・3.3V品(コンパクトフラッシュも同様)
I-O DATA ・・・3.3V品
HAGIWARA SYSCOM・・・5 V品
という分類になります。
5V品は価格は安いかもしれませんが使い勝手の点ではあまり推奨出来ません。(^^;
3-1-2,カードのフォーマットとディレクトリの作成
この場合、カードはあらかじめモバ側でフォーマットしておいてください。
- [AP切換]キーを押した後、「設定(V)」+[RETURN]キー
- 「メモリツール(M)」+[RETURN]キー
- [メニュー]キーを押した後、[カード初期化(F)」+[RETURN]キー
の順に操作するとカードのフォーマットが始まります。
フォーマット後、ワープロ(AP切換→ワープロ(W)+[RETURN])画面に移動します。
- [メニュー]キーを押した後、「フォルダ(Z)」→「作成(C)」+[RETURN]
- ここで、作成先を「カード」にしておいて「DOS」というフォルダをつくります。
3-1-3,登録ソフトの登録
次にカードの中に登録ソフト用のディレクトリをつくります。
A:----+----\共通
+----\登録ソフト("ソフト"は半角カナ) ←新たにつくる
+----\DATA----\DOS
- モバでフォーマット後、母艦(ノートパソコン)上でカードの中には「DATA」と「共通」という2つのディレクトリが出来ていますが、これに「登録ソフト」というディレクトリを追加します。
また、前節の操作によってA:\DATA\DOSというサブディレクトリも出来ています。
- UNIEXIT、お試しDOS等はA:\登録ソフトに解凍してください。
(LHAの使い方は前章を参照してください)
一方、日本語表示用ソフト、DOSツール等はA:\DATA\DOSに解凍してください。
また、後述する起動/終了用のバッチファイルやディバイスファイル等も母艦で作成しておいてからカード側にコピーしておいてください。(A:\DATA\DOS)
- 必要なソフトをカードにインストールし終わったらモバのカードスロットに差し込みます。
[AP切換]キー →「登録ソフト(K)」+[RETURN]キーで登録ソフト一覧の画面にはソフトが登録されている筈です。
カード経由というのはノートパソコンの特権というべきものですが、デスクトップ型ではそうもいきません。そこで、RS-232Cケーブル接続によるインストールについて以下に紹介します。
(母艦のOSはWindows 95を前提としています)
3-2-1,ケーブルとMG STATIONの用意
3-2-2,MG STATIONの設定
母艦側にMG STATIONをインストールした後はモバとの間のファイル転送を行います。
といっても、作業は通信設定だけのことでシリアルがCOM1であればそのように設定するだけです。
メニューバーのオプション(O)→通信設定(C)→シリアル通信(R)
でCOM1/57600bpsに設定するだけです。
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★MG STATIONの注意点★
NIFTYの会議室で話題になったことですが、IME97やチューチューマウス等のソフトがインストールされているとMG STATIONのインストールに失敗するそうです。
そのような場合には一度DOSに降りてからインストールを開始するか、一度これらのソフトをアンインストールしてからMG STATIONをインストールしてみてください。
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3-2-3,赤外線の場合
例えば、Let's note AL-N2の場合、赤外線はCOM2があてられています。
なので、赤外線通信を行う際には通信設定を
→赤外線通信(I)→PC本体内蔵タイプ
にしてCOM2/57600に設定します。
Win95はバージョンがOSR2になってから赤外線対応になったようですが、それ以前のバージョンでは対応が難しいようですので古いバージョンのWin95をそのままお使いの方はUPDATEすることをお勧めします。
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